文化庁受託事業「オーファンワークス実証事業」成果報告について

オーファンワークスの利用円滑化に資するため、権利者団体が集合し、円滑化事業を開始してからすでに4年が経過しました。その間、文化庁からの受託事業として、様々な著作者不明著作物を利用可能とするよう、試行を繰り返してまいりました。事業を通じて、裁定制度による利用円滑化のさらなる活用の可能性が見出されている一方、裁定制度以外での制度による解決の可能性も利用者から提言されてきております。このような状況の中で、今年度の実証事業の成果を報告するとともに、著作者不明の著作物の円滑な流通に向けての可能性について検証いたします。

例年はシンポジウム形式にて成果報告を行ってまいりましたが、2月25日付「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」 に従い、感染拡大防止の観点からシンポジウムの開催を見送りとさせていただきます。今年度の実証事業の成果は後日、本webサイトに掲載させていただきます。