文化庁受託事業「オーファンワークス実証事業」シンポジウム開催のご案内

オーファンワークス実証事業実行委員会は、2017年10月以降4回にわたり個人や各種団体等より依頼を受けて権利所在が不明と思われる著作物の裁定手続きを行ってきました。本実証事業が2018年3月末で終了するにあたり、その報告書の取りまとめを行い、2018年3月9日にシンポジウムを開催いたします。今後の裁定制度の改善点について議論していくほか、権利者所在不明の著作物の再利用についても議論がなされる予定です。

企業・団体等が所蔵している資料等の再利用に関し、権利者が不明のために利用ができない等でお困りの方は、是非このシンポジウムに参加していただき、有効利用のための参考としていただければと思います。また、オーファンワークスについてより詳しく知りたい方も是非ご参加ください。

シンポジウム概要

「オーファンワークスと裁定制度・その未来とは?」
 ~実証事業の成果を受けて望ましい事業、制度を展望する~

■ 日 時 2018年3月9日(金)14:00~16:30
■ 会 場 渋谷けやきホール(古賀政男音楽博物館1F)
     東京都渋谷区上原三丁目6-12  アクセス
     ※小田急線・東京メトロ千代田線 代々木上原駅下車 徒歩3分(駐車場はありません)
■ 主 催 オーファンワークス実証事業実行委員会
■ 参加費 無料
■ 定 員 先着 200名様

受付は終了いたしました。多数のご応募をいただきまして誠にありがとうございました。
当日配布資料は、こちらのページよりご覧いただけます。

スケジュール

14:00~14:10 実行委員長あいさつ
 三田 誠広 オーファンワークス実証事業実行委員会 委員長
 (公益社団法人日本文藝家協会 副理事長)
14:10~14:40 裁定制度の利用円滑化に向けた実証事業成果報告
 瀬尾 太一 オーファンワークス実証事業実行委員会 幹事
 (一般社団法人日本写真著作権協会 常務理事)
14:40~16:20 パネルディスカッション
「オーファンワークスと裁定制度・その未来とは?」
~実証事業の成果を受けて望ましい事業、制度を展望する~

<パネリスト>
 三田 誠広
 赤松 健(公益社団法人日本漫画家協会 理事)
 小林 圭一郎(株式会社ベネッセコーポレーション)
 池村 聡(森・濱田松本法律事務所 弁護士)
<コーディネーター>
 瀬尾 太一
16:20~16:30 質疑応答
16:30 閉会

パネリスト・プロフィール

三田 誠広 小説家/公益社団法人日本文藝家協会 副理事長
作家。1948年、大阪生まれ。早稲田大学文学部卒。『僕って何』で芥川賞。早稲田大学客員教授を経て武蔵野大学教授(文学部長/文学研究科長)。日本文藝家協会副理事長、創作者団体協議会議長、日本ペンクラブ理事、著作権情報センター理事、日本点字図書館理事。青春小説『いちご同盟』、歴史小説『空海』『道鏡』『西行』『聖徳太子』『親鸞』、児童文学『青い目の王子』、翻訳『星の王子さま』、評論『実存と構造』など著書多数。
赤松 健 漫画家/公益社団法人日本漫画家協会 理事
漫画家。1968年生まれ。海城高校・中央大学卒業。公益社団法人日本漫画家協会理事。マンガ図書館Zを運営する(株)Jコミックテラス取締役会長。代表作に『ラブひな』(第25回講談社漫画賞)、『魔法先生ネギま!』など。現在は別冊少年マガジン(講談社)にて『UQ HOLDER!』を連載中。著作権の著書として「出版・マンガビジネスの著作権」(第2版、2018年、共著)。
小林 圭一郎 株式会社ベネッセコーポレーション コンプライアンス本部 著作権担当部長
1958年生まれ。1982年福武書店(現 ベネッセコーポレーション)入社、2009年より現任。
業界団体等の所属・活動として、教育利用に関する著作権等管理協議会 幹事(日本雑誌協会著作権委員として)、海外著作権連絡協議会 事務局長、デジタル教科書教材協議会 著作権WG、日本書籍出版協会 知的財産権委員会幹事会、日本雑誌協会 著作権委員会、出版・著作権等管理販売研究会、出版・人権差別問題懇談会、日本経営倫理士協会 各会員・委員を務める。
池村 聡 弁護士/森・濱田松本法律事務所 元文化庁著作権課著作権調査官
1999年早稲田大学法学部卒業。2001年弁護士登録、マックス法律事務所(現 森・濱田松本法律事務所)入所。2009年~2012年6月文化庁著作権課(著作権調査官)出向、平成21・24年改正などを主に担当。2013年に文化庁「改正著作権法の施行状況等に関する調査研究委員会」、2015年より文化審議会著作権文化会 法制・基本問題小委員会「新たな時代のニーズに的確に対応した制度等の整備に関するワーキングチーム」の委員を務める。著作権法学会会員。弁護士として著作権法を始めとする知的財産法務、IT関連法務等を中心に取り扱う。著書等に、「はじめての著作権法」(日経文庫、2018年)、「著作権法コンメンタール別冊平成21年改正解説」(勁草書房、2010年)、「著作権法コンメンタール別冊平成24年改正解説」(勁草書房、2013年、共著)、「著作権法コンメンタール1~3(第2版、2015年、分担執筆)、「著作権譲渡における特掲要件[ひこにゃん事件:抗告審]」(別冊ジュリスト著作権判例百選[第5版]、No.231)など多数。
瀬尾 太一 写真家/一般社団法人日本写真著作権協会 常務理事
1998年 日本写真著作権協会理事、2001年より常務理事(現職)。2003年より日本複製権センター(JRRC)副理事長(現職)。2002年より10年間文化庁文化審議会著作権分科会委員、ほか法制問題小委員会委員、契約流通小委員会等を歴任して著作権に関わる。また、写真家を始めとする著作権者や経団連コンテンツポータルサイト「Japacon」などのデータベース構築に参加。公益社団法人日本写真家協会会員。