事業趣旨

現行の裁定制度に基づき、利用者に義務化されている「相当の努力」を払うべき権利者の捜索および文化庁長官への申請手続きについて、権利者団体が中心となってその作業を行う。また、これらの作業を一定期間でまとめ、集中して処理する。これにより、利用者の作業負担や処理コストを軽減し、より簡易に、かつ、権利者の権利を損なわずに裁定制度の利用を円滑化する方策について、実証的な検討を行う。

事業内容

権利者団体が保有するデータベースでの調査を中心に、裁定制度で利用者に課されている相当の探索を行う。また、この際に月次等で申請を行い、集中処理とすることで、一著作物あたりの処理コストを低減し、利用の円滑化をはかる。
更にこの実証事業から、円滑化による著作者不明著作物の利用ニーズについても各方面より現況を調査する。

事業実施団体

権利者団体(9団体)で構成する「オーファンワークス実証事業実行委員会

実施内容

裁定制度の利用ニーズを募り、相当の探索を行い、著作権者不明と判断された利用について、その利用希望を取りまとめて実行委員会が文化庁長官への申請を行う。

対象とする著作物

書籍、新聞、雑誌、学術文献、漫画、写真、美術、音楽など

事業実施時期

平成28年10月~平成29年3月を予定。ただし裁定申請は平成28年11月~平成29年1月の毎月1回、計3回程度を予定。

作業の流れ

作業の流れ